現代技術文化史 – 技術文化史から考えるポストコロナ社会(全2回)
配信日時・URL(ライブ配信終了後もアーカイブでご覧いただけます)
- 第1回 2021年2月13日(日)11:00~12:00
「e-topia再考:情報社会論から考える ポストコロナの都市」
https://youtu.be/xDTbZ-PruBs - 第2回 2021年2月20日(日)11:00~12:00
「コミュニケーション装置としての コンピュータ」
https://youtu.be/Zakd_BhSxjo
講義概要
コロナ禍で思いもしないほどまでに、一気に加速したように見えるオンラインコミュニケーション。しかしこうした未来のありようを描き、その意味を論じていた人々があった。
第1回はマサチューセッツ工科大学の建築学教授ウィリアム・ミッチェルが1999年に発表したe-topiaを取り上げ、「実際に会うことのコスト」を考える議論を紹介する。第2回はインターネットの始祖にあたるコンピュータネットワークが生まれる頃に、政府のコンピューティング領域助成機関でネットーワーク構築プロジェクトを推進したボブ・テイラーが、コンピュータがコミュニケーション装置として使えることを書いた1968年の論説「コミュニケーション装置としてのコンピュータ」を取り上げ、オンラインコミュニケーションの意味を考える。
講師プロフィール
喜多千草 文学研究科・教授
京都大学文学部美学美術史学科を卒業後、NHKでディレクターとして番組制作に携わる。京都大学文学研究科に二十世紀学専修ができたときに最初の大学院生として復学し、コンピューティングの歴史研究で同専修で最初の博士号取得者となる。主著は博士論文をもとにした『インターネットの思想史』青土社、2003年(平成15年度日経BP・BizTech図書賞)、『起源のインターネット』青土社、2005年。
講義アーカイブ
第1回 e-topia再考:情報社会論から考えるポストコロナの都市 2021年2月13日(日)11:00~12:00
第2回 コミュニケーション装置としてのコンピュータ 2021年2月20日(日)11:00~12:00
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