文化遺産学 – 文化遺産が語る人類と災禍(1)

(本講義は講師3名による連続授業です。吉井教授は第1回、第2回を担当されます。)
配信日時・URL(ライブ配信終了後もアーカイブでご覧いただけます)
- 第1回 2021年2月27日(土)11:00~12:00 https://youtu.be/MhWpViWuQsY
- 第2回 2021年3月6日(土)11:00~12:00 https://youtu.be/0Q8QINB0q84
講義概要
世界的にスペインかぜが流行していた1918年10月、京都帝国大学考古学教室の濱田耕作と梅原末治は、はじめての朝鮮古蹟調査に出発した。調査は順調に進んでいたものの、濱田の感染により、調査は中断されることになる。
1回目の講義では、彼らがこの時期に調査を行うことになった背景について概説する。
2回目の講義では、現在デジタル化を進めている当時の調査関係資料のいくつかを紹介し、その学史的意義について紹介する。
講師プロフィール

吉井秀夫 文学研究科・教授
1964年生。京都大学大学院文学研究科教授。専門分野:朝鮮考古学(特に朝鮮三国時代の墓制研究)。朝鮮考古学史(特に植民地時代における朝鮮古蹟調査事業に対する研究)。『古代朝鮮 墳墓にみる国家形成』(京都大学学術出版会、2010年)。「植民地と歴史学」(『岩波講座 日本歴史』第22巻(歴史学の現在)2016年)。「朝鮮古蹟調査事業と「日本」考古学」(『考古学研究』第60巻第3号、2013年)。
講義アーカイブ
第1回 スペインかぜと濱田耕作·梅原末治の朝鮮古蹟調査(1)2021年2月27日(土)11:00~12:00
第2回 スペインかぜと濱田耕作·梅原末治の朝鮮古蹟調査(2)2021年3月6日(土)11:00~12:00
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