文化遺産学 – 文化遺産が語る人類と災禍(2)
(本講義は講師3名による連続授業です。内記助教は第3回、第4回を担当されます。)
配信日時・URL(ライブ配信終了後もアーカイブでご覧いただけます)
- 第3回 2021年3月13日(土)11:00〜12:00
「日本の学術調査隊によるガンダーラ調査」
https://youtu.be/akchxuYbavE - 第4回 2021年3月14日(日)11:00〜12:00
「ガンダーラで認められた災害の痕跡」
https://youtu.be/YHPtwtUYorc
講義概要
パキスタンやアフガニスタンと聞いて、皆さんはどのようなイメージをお持ちになるだろう。地図上でも日本からは遠く離れ、歴史や文化においても日本とは関係性の薄い地域、といった印象を多くの方が持たれるのではないだろうか。
しかし、日本の文化について考える場合、古代にガンダーラの名で知られたこの地域の文化は非常に重大な意義を持つ。なぜなら、同地で発展を遂げた仏教文化が、古代以来の日本の文化に多大な影響を与えてきたためである。
本講義では、日本の研究者達によっておこなわれたガンダーラ現地調査の一端と、調査によって判明した過去の災害についての話を紹介する。
講師プロフィール
内記理 文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター・助教
京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター助教。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。京都大学文化財総合研究センター助教を経て、2019年より現職。専門は考古学。主著は、『ガンダーラ彫刻と仏教』(京都大学学術出版会、2016年)。2017年、三島海雲学術賞受賞。
講義アーカイブ
第3回 日本の学術調査隊によるガンダーラ調査 2021年3月13日(土)11:00〜12:00
現在の国際情勢に鑑み、講義の一部を編集しております。ご了承ください(2021年9月8日)。
第4回 ガンダーラで認められた災害の痕跡 2021年3月14日(日)11:00〜12:00
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